2025年1月24日(金)に、ルンド・スウェーデンにて日本人研究者交流会を開催することが決定いたしました。
皆様お誘いあわせの上ご参加ください!
<参加登録> https://forms.office.com/r/naSUfbEiSj
(定員に達し次第、募集締切)
<日時>2025年1月24日(金) 9:00~16:45(予定)
<会場>Hypoteket (Kyrkogatan 13, 222 22 Lund)
<プログラム>
08:30 :開場、受付開始
09:00 – 09:20 : 開会の挨拶
09:20 – 09:50 : 招待講演1(三原田 賢一 特別招聘教授・熊本大学)
「海外留学経験者に求められること〜日本に帰国した立場から〜」
09:50 – 10:35 : 休憩 +アイスブレーキング
10:35 – 11:45 : パネルディスカッション
11:45 – 13:10 : 昼食
13:10 – 13:40 : 招待講演2(中 英公子 様・Sweco Norway)
「“A Journey Through Detours: Shaping Landscapes of Memory”「回り道の旅:記憶を宿す風景を紡ぐ」」
13:40 – 14:10 : 招待講演3(平野 穣 様・Cytiva)
「ポスドクを経て企業に入る選択肢 キャリア開発とワークライフバランスの視点から」
14:10 – 14:15 : グループディスカッションの説明
14:15 – 15:10 : フィーカ+大聖堂天文時計の見学
15:10 – 16:10 : グループディスカッション
16:10 – 16:40 : 総合討論
16:40 – 16:45 : 閉会の挨拶
※プログラムについては、今後変更の可能性もありますので、予めご了承いただきますようお願いいたします。
<講演者紹介>
・三原田 賢一(みはらだ けんいち)
1978年東京と生まれ。筑波大学大学院で博士(医学)取得後、理化学研究所・基礎科学特別研究員を経て2009年よりルンド大学幹細胞研究所リサーチフェロー。2013年より同研究所にてグループリーダーとして研究室を主宰。ルンド大学での研究室を維持しつつ、2021年より熊本大学国際先端医学研究機構で特別招聘教授として研究室を主宰。専門は血液学、幹細胞生物学。音楽活動も積極的に行っており、ルンド在住時はルンド大学ブラスバンド、ルンド市管弦楽団でテューバを担当。理研時代より一緒の妻(同じく研究者)と子供2人(ルンド生まれ)との4人暮らし。
・中 英公子(なか えくこ)
1975年兵庫県生まれ、ランドスケープアーキテクト(MNLA)。Sweco Norwayスタバンゲル支社に勤務し、グリーンレガシーヒロシマのパートナーを務めるほか、スタバンゲル市建築デザイン賞の審査員および芸術委員会の顧問を担当。1998年に筑波大学芸術専門学群環境デザイン専攻を卒業後、ノルウェー政府奨学金を受けてノルウェー生命科学大学に留学し、修士号を取得。それ以来、20年以上にわたり、都市計画やインフラ設計に携わる。また、日本とノルウェー間の学術・文化交流活動にも力を注ぎ、特に、被爆樹木を題材にした学際的普及プログラムの開発は、科学、芸術、ランドスケープを融合させ、歴史的記憶を共有し未来へ繋ぐ取り組みとして高く評価されている。ICAN(2017年)や日本被団協(2024年)のノーベル平和賞受賞時には、オスロ大学植物園で被爆樹木の種贈呈セレモニーをプロデュース。物理工学博士の夫と息子2人(19歳と15歳)の4人家族。
・平野 穣(ひらの じょう)
北海道大学水産学部を卒業後、同大学院に所属し岡崎生理学研究所、University of Calgary (Canada), International Marin Center (IMC, Italy)、Imperial College London(UK)での研究で博士号(水産学)取得、IMCにてポスドクとして継続。2000年東京にてCytiva社(アマシャムファルマシア、後にGE ヘルスケア、現Cytiva)の学術担当営業として採用される。2010年グローバルプロダクトマネージャーとしてCytiva社開発製造拠点であるUppsalaに異動(家族ともに移住)。現在に至るまでプロダクトマネージャーとして、タンパク質研究、バイオ医薬品開発製造関連製品を担当。ビジネス開発、当社並びに提携先の研究開発チームとの製品開発、上市後の製品販売並びにサポートの業務に従事する。2010年からUppsala郊外に在住(家族4名と犬1匹)。東京とUppsalaにて子育てと企業勤務を経験。
linkedin.com/in/joe-hirano-41b82413b<https://www.linkedin.com/in/joe-hirano-41b82413b>
<企画者紹介>
・坪井 助仁(ルンド大)
イトトンボの野外調査から得たデータを使って生き物の進化を研究しています。最近は科学の歴史と哲学の本を読み漁っています。
・徳島 高 (MAX IV laboratory、ルンド大学)
化学反応への興味からX線をつかって液体や溶液中の分子の状態を研究しています。趣味は、セカンドハンドショップ巡りと壊れたものの修理、home automationなど。
・小林 玉枝(ルンド大学)
癌細胞が免疫細胞などを味方につけて増殖し続ける仕組みを解明し、新しい治療の可能性を探る研究をしています。最近は子供たちの純粋な視点や予想外の行動に触れる日々が楽しみのひとつです。
・永春 圭規(ルンド大、三重大学血液内科)
研究内容:血液分化および白血病の発生
趣味:世にはびこるアルコールをできるだけアルデヒドに変える。メダカ飼育。
・大橋 茜(ルンド大)
乳癌ハイリスク女性に対する集中的スクリーニングの長期予後の調査に関する研究を行っています。子どもとものづくりに勤しむことが趣味です。
<主催>
JSPSストックホルム研究連絡センター
<共催>
九州大学ストックホルム・リエゾンオフィス
東海大学ヨーロッパ学術センター